八丈島2日目のその4(2007.06.10)

netty2007-06-30


僕らの所持品は自転車で移動もありえた(そんな気はほぼほぼなかったけれど)のでシュラフとマットと着替えのみ。天気も抜群!という訳でもなかったので寝床はしっかり屋根のあるところを探さないといけません。旅館いっちゃう?という案も出たのですが、夜は島の居酒屋で飲みたい、なんならその後にひなびたスナックにでもトライしてみたい!(八丈島には親不孝通りっていう博多みたいな場所があるのです、実は)という野望もあって、とりあえず飲み屋が近くにあって、屋根のあるところ、なんなら海沿いの公園みたいなところ、できれば朝日なんか拝めちゃったりしたいかも、とめぼしい所をぐるぐる走り回ること30分。
そんな場所はありませんでした。がーん。
中心地には敷地は広くて庭もデカイんだけれど結構住宅が密集していて、ちょっとした公園は皆無。作戦を変更して、飲み屋主体から寝床主体に、少し離れたところにある漁師さんがやってそうな飲み屋さんをターゲットに。
基本的には島の居酒屋って怪しいんです、それで何故か知らないけど韓国料理屋さんが多い。でもって「観光」ってもんに比較的無頓着だから、断然入りにくい。地元密着!ってのも捨てがたいんだけれど、ポテトフライとかから揚げとか食べたくないしー。そんなこんなで漸く発見。大吉丸http://www.daikichimaru.com/という比較的入りやすい、きれい目な居酒屋さん。
近くにも巨大な運動公園(とはいっても芝生がはってある巨大な広場、という感じ)があって、しっかり駐車場もある。
この辺
ココに泊まることにして、歩いて居酒屋へ。親不孝通りのスナックまではちょっと遠いけれど。
ちなみに親不孝通りはこの辺

メニューは島料理バージョンと普通バージョンに分かれていてまずは島を攻める事にします。ブニョブニョ魚は勘弁被りたいのでカツオやらの刺身と明日葉とくさやのマヨネーズ和えでビール。念願のビール。
くさやって大島あたりは相当なニオイでやられるけど八丈はぜんぜんOKみたいなことをどっかで聞いて、さらに保険をかけてマヨと明日葉和えにしてみたんだけれど、ダメ、ゼッタイ。化学の味が。プラスチックみたいな味が。そして強烈なニオイが。是非みなさんチャレンジを。お刺身も一番うまかったのがホタテと甘海老という酷い結果に。魚は断然日本海です。モツ煮とかはうまかったよ。

動き回って太陽浴びてだった僕ら二人ってばあっという間にグダグダで8時半ぐらいには「もう寝るか」的なモード。スナックなんてもういいやって。早々に切り上げて、車に戻ってミニカでなんとか快適に寝られんもんかと試行錯誤することに。後部座席の座面が後ろにバタっと跳ね上がらないかなと少し力を入れて持ち上げたらバキっという音と共にシートが取れた。取れたじゃなくて外れた。車のスチールの部分がむき出しになった。(でもちゃんと直りましたよ、外せるんですきっと)
外せたことで前の座席はグッとフルフラットに、外した後部座席座面は後部座席の背もたれ部分とフルフラットの部分の間に。言葉で説明するのは大変難しいので、試してみてください。とにかく快適な寝床が確保。コンビニなんて一つも島にはないから、お酒も買えずそのままおとなしくあっという間に眠りに落ちて二日目が終了。