スペイン・ポルトガル(ちょっとモロッコ)のまとめ

  • 旅のルート

1 ロンドン経由バルセロナ夜着 :予約していたホテルがいろいろあって泊まれず別なホテルでバルセロナ
2 モンジュイックの丘とかサグラダファミリア、新市街 :バルセロナ
3 カサミラ、カサバトリョとかショッピング :夜寝台列車コルドバ
4 コルドバのメスキータを見てバスでマラガへ、夜は大騒ぎで4時にホテルへ :マラガ泊
5 洗濯・マラガ観光 :マラガ泊
6 バスでアルヘシラスへ 美味しいバル発見 :アルへシラス泊
7 朝からモロッコのタンジェツアーへ 夜は韓国人カップルとバルへ :アルヘシラス泊
8 朝バスでセレス・デ・ラ・フロンテーラへ、ランチ後バスでアルコス・デ・ラ・フロンテーラへ、セレスに戻ってセビーリャまでRENFE :セビーリャ泊
9 セビーリャぶらぶら 韓国人カップルと奇跡的再会 :セビーリャ泊
10 早朝7:30、バスでポルトガルラゴスへ ランチは激ウマいわしのグリル 午後からバスでザグレス、ユーラシアの果て、戻って大量カタプラーナ :ラゴス
11 10:15快適バスでリスボンへ :リスボン
12 リスボンぶらぶら 夜に50ユーロ知らない人に貸して帰ってこず :リスボン
13 朝から列車でポルトへ :ポルト
14 ポルトぶらぶら 夜マドリッドへ深夜バスで :ポルトマドリッド深夜バス
15 マドリッドぶらぶら、スリを見かけてかなり怯える :マドリッド
16 マドリッドぶらぶら、アウトレットに出かけてカンペール大人買い H&M大人買い :マドリッド
17 早朝5時タクシーでバラハス空港、7時マドリッド発ロンドンへ 12:35発BA005便成田へ :機内泊
18 朝成田到着

  • 時間について

日本との時差は普通は8時間。サマータイム期間中は7時間。
10月中旬から末にかけてということもあって、時間の感覚が2時間ぐらい日本と違う。(10月の最終日曜日からサマータイムがなくなるので1時間ぐらいになるけれど)朝7時なんてほーんと真っ暗だし、夜10時とかでも平気で子供が外にいたりする。でもスーパーやら銀行とか8時ぐらいから開いてたりするんだけれども。
スペインとモロッコとの時差は1時間。サマータイム中ならさらに1時間で合計2時間。スペインとポルトガルの時差1時間。この時差とサマータイム(ちょうどサマータイムが切り替わる時期だったから更にややこしい)にちょっと戸惑いました。ポルトガルサマータイム解除の日に当たったんだけれど、そんなの意識してないから店がしまってたりして「あれれ?」って。ひどいのがポルトガル国鉄(CP)なんて駅の時計がサマータイムのまんまだったりして、一瞬ヒヤリとします。注意。

8時半の朝焼け

  • 物価について

物価は交通手段は断然安い(ザグレス行くときとかバスで片道1時間の往復で6ユーロとか、ラゴスリスボン4時間半バスの旅19ユーロとか、新幹線みたいなリスボンポルト特急列車2時間半27.5ユーロとか)、スーパーで買い物は同じぐらい(ミネラルウォーターとビール・ワインは安い、コーラとかは同じかちょっと高い)、レストランで食事は少し高い。ホテルは同じぐらい。全体的にスペインとポルトガルではポルトガルが10%~20%ぐらい安い感じ。あとは後半戦から奇跡の強烈円高により、ぐんとお安く感じられました。

バルセロナからコルドバの夜行列車、81.8ユーロ

  • 治安について

ある程度気をつけていればスペインでも問題ない(と思う)。ポルトガルはさらに問題なし(と思う)。最終日のマドリードは若干緊張感はあったけれど。地下鉄でスリ(多分)を目の前で見ました。発車直前に乗り込んできて、持っている上着を片側だけなぜか羽織って、目の前の会社員らしき人に擦り寄っていってました。明らかに変な動き。
かばんを下ろすときは必ず自転車用の小さなワイヤーチェーンを腰にぶら下げていてそれをカバンにカラビナでカチャリとしていた。18日間で怖い目には一度も会ってないです。ただ、エントリーでも書いたけれど、地元の人が英語で「あと1ユーロなんだ、恵んでくれない?」はスペインで2回ありました。
これはスリやら犯罪ではないんだけれど、ポルトガルリスボンルシオ駅前で「パリから昨日来たんだけれど、リスボン空港で荷物が出てこなくて、今日ようやく届いたの、これから空港まで歩いて行くつもりなんだけれど、どれぐらいかかるかしら?」って歩けるわけないよ遠いよ、「両替できるところはどこかしら?」ってもう22時だから閉まってるよ、「アー困ったわ」と途方にくれているのでついついお金を貸してしまった。モザンビーク出身(と言っていた)の40歳ぐらいのおばちゃんでとても流暢な英語を喋り、迫真の演技。本当に困ってそうで、今までいろんな人に良くしてもらったので恩返しのつもりと、ちょっと調子にのっていたのだと思う。だって今考えたらパリから来てるんだからユーロ持ってないわけないじゃん、ホテルに頼んで明日の朝にしてもらえばいいじゃん、空港からここまでどうやって来たんだよ、クレジットカード持ってない?んな訳ないじゃん、と突っ込みどころ満載なんだけど、「お金貸して欲しい」って自分から一言も言わないんだよね。日本人の「ヤマモト」は友達でいるわ、っていってたからヤマモトさんもだまされてしまった一人かもしれません。同じ旅行者として助けてあげたい気持ちを利用して、ひどい話です。とはいうものの、よく考えればんなもん返ってくるわけないじゃん、あほかお前は、と言われれば返す言葉もありません。なんでかなー?1ユーロなら知らん振りだけど50ユーロなら貸しちゃう俺は相当なあほですね。注意です。
でもちょっとカッコつけるとあの時ホントに困っていて「しーらない」って知らん振りしてたら、後からすごーく後悔した気がするから、これでよかったんだと思う。そう、そういうことにする!

騙されたリスボンルシオ駅はきれいです

  • 食事について

基本的にうまい。飛びぬけてポルトガル南部ラゴスで食べたお魚は忘れられない。鰯のグリルはちょっと大振り(20cmぐらい)で身は絞まり、骨がするすると取れる感じ。(鰯ってあばら骨みたいなところの骨が取るの大変じゃないですか、身もやわらかいし。それがブリブリブリって取れちゃうんですよ、奥さん)身の絞まり方はアジに近いぐらいしっかりしていて、味はちゃんと鰯。表面の皮はバリバリで脂のりまくり。付け合せの茹でたジャガイモも甘くって旨いんだから。あーたべたい。
ポルトは肉料理(ジャンク系)が多くてローストチキンやら豚肉煮込みやらが旨かった。そしてとにかく量が多い。ポルトは特に。ハーフで頼んでるのに「こんなに誰が食べんだよ!」っていうぐらいな量だし、大食いの人でも飽きるのでハーフでいければもう一品なスタンスがよいかと。
食べ物は大都市よりも地方の方が安いし旨いです。<そんなに大都市うろついた訳でもないけれど偉そうです、すみません。
それからビール安いです。ワインも。そんで朝っぱらから飲んでたりします。定食とかを頼むと飲み物が必ずついてきて、コーヒー、ジュース、ビール、ワイン、どれにする?ってなったら断然ビールでしょ。笑
スーパーで缶ビールが安いやつで0.5ユーロ、バルでも1~2.5ユーロ。
あとはコーヒー。スペインもポルトガルもそこら中にカフェがあって、どこでもエスプレッソを出します。1杯0.55ユーロ(激安ポルトの定食屋)~3ユーロ(マラガの広場に面するオープンカフェ<高すぎるだろ!)平均1.2とか1.4とかです。スペインは「カフェコンレチェ」というカフェラテがメジャーです。ポルトガルは何も言わないとエスプレッソが出てきます。どちらもよく飲んでました。

ラゴスで食べたカタプラーナっていう魚のごった煮。10ユーロで写真の量をあと4杯も

ラゴスの強烈うまい鰯やさん「アデガ・ダ・マリーナ[Adega da Marina]」

朝から飲んじゃいます、こんないい天気

アルシヘラスというスペイン南の果てのバル

  • 持って行って役に立ったもの

・キックボード
僕の定番。だけど途中のマラガでジャンプしすぎてホイール破損。でもすごい地元の若者と仲良く。スペイン・ポルトガルは石畳が多いのでそういう意味ではちょっと走りづらいです。
・携帯電話
僕の携帯はグローバルパスポートでもないので通話できませんが、でも持っていくと便利です。ガイドブックを街で見ながらきょろきょろしていると観光客度満点ですが、地図やらを事前に携帯でパシャリ。その後わからなければ携帯見る、これは結構いいと思います。あとは目覚ましとかライト、これがこの大きさなのは改めて奇跡です。ただぼくはマラガでACアダプタ100V限定なのを知らずにそのまま充電で壊れちゃいましたが。
・筆ペン
今回の大ヒット。連絡先交換のときに自分の名前を筆ペンで書くととっても喜ばれます。また、子供の名前を漢字で書いてくれ!なんてのもあってすごい喜んでくれます。

サグラダファミリアで。係員に預けたら出口にこんな手紙が