八丈島3日目のその1(2007.06.11)

netty2007-07-15


最終日。
前日あっという間に眠りに落ちた僕らは5時前に目が覚める。港での水揚げなんてみるのもいいね、ということで後部座席をしっかり取り付けて出発。港をいくつか回ってみるもまったく漁に出ている気配はなく、港の近くのひなびた朝飯を食わしてくれる食堂、なんて甘い夢もあっさりと崩れさり、もう腹ペコ。コンビニなんてものは一切ないこの島、僕らが持ってるのは初日の竹芝桟橋近くで買って到着の朝、食欲がなくて食べなかった「カップヌードル 辛口カリビアンシーフード ビッグ」1個。でも僕らには水もコンロもなんにもなし。そのままかじるか、と思ったんだけど、「温かいペットボトルのお茶入れればいいんじゃね?」と。賢い。早速自販機で念のため2本購入。待つこと3分。できた。うまい。果てしなくうまい。でもよく考えると合計450円ぐらいのカップラーメンにしたら異常に高いコストが。(笑)
最終日の予定は南側のもう一つの山、三原山(噴火したのは三宅島の三原山です)を落とします。ココが穴場。是非早朝に行って欲しい。(僕らが山頂に立ったのが朝6時過ぎ)細い山道をくねくねと上がり、車を降りて出発。最初は普通の車道を行きます。あたりはひゅーと海から流れてくる風がかすかにして、木苺をパクつきながらゆっくりと散歩気分で高度をゆっくり上げていきます。しばらく進むとゆるい尾根に到着。そこから山頂まではホント幻想的というのかこの世の果てというのか。雑草の広場の水平線には空しかなくって山頂にはFMの電波塔が立ってて。
その電波塔近くに漸く登山道らしき山道が登場。それまでは車も通れるぐらいの比較的緩やかなアスファルトの道。その登山道がいきなりコレかと思うぐらい激しく草が。多分ほとんど来る人もいないんだろうその山頂まで5分ぐらい。草を掻き分け到着した景色は!