下町散歩

 走れ都電!
 庚申塚停留場にて
沢マンで会った405が東京に出てくるというので下町を案内。都電荒川線でぶらり旅。っていうかその辺ぜんぜん詳しくないので、友人marioを誘う。400円で一日乗車券を買ってまずは大塚停留所(駅じゃないみたいです)から乗り込む。思いのほか混んでいてびっくり。満員。まずはばあちゃんの原宿、巣鴨に向かう。

巣鴨

 洗い観音
巣鴨の商店街で道すがらたこ焼きを食べ、団子をたべ、のり巻やらいなり寿司やら。お昼ごはんはつまみ食いで終了。試食もいろいろあってジャコやらお茶やらだし汁やら。それにしてもあのにぎわい方はなぜだろうか。ばぁちゃんの原宿はどうやって出来上がったのだろうか。(年間1000万人の来客があるらしい)なぜなぜ。
なんといっても商店街のちょうど真ん中らへんにある「とげぬき地蔵尊」のがやっぱりキーになってることは間違いないはず。境内にある「洗い観音」(これはとげぬき地蔵じゃない、確かに地蔵じゃないし)を求めてまぁ来るのかと思ったらメインのばあちゃんはそんなにいないんですね。律儀に並んでいるのは予備軍というべきか、「ばあちゃんの原宿でも覗いてみるか」って感じの家族連れやら僕たちみたいな純粋なる「観光客」達。並んでるのを横目に「おやまぁまだまだなんにもわかってないのね」なんていわれてそうです。列に並んでいると一枚100円でタオルが売られていて、それで洗い観音さんをゴシゴシとしてね、ということなんだけど、この商売が成り立つ、っていうのはやっぱり巣鴨素人向け、ってことかなと。常連で立ち寄るなら絶対家から持ってくるもんね、タオル。
地域デザイン研究所によると「ベンチ・お茶・トイレ」っていうのがキーになっているという。座れてお茶飲んでトイレも借りられる。なるほど確かにあった気がする。こういったニーズに合った地道なサービスと、「ばあちゃんの街」という受け皿を初めて作ったこと、そういう小さなモノの積み重ねがばあちゃん達が愛してやまないこの街を作ってるんですね。
でも僕達でも十分楽しめました。はい。

荒川遊園

 さむい
次は荒川遊園に。ここは区が運営する遊園地で、よみうりランドとかとはちょっと、いやだいぶ違う。遊園地というよりちょっとアトラクションがある公園だ。ただ、とても和む。広すぎず、狭すぎず。いや狭いか。動物園やらへらブナの釣堀やらも併設。一番びっくりしたのが、ICカード導入。入り口でチャージして乗り物乗るごとにピピっと。そこお金かけるか普通?って感じでかなり好感をもちました。しかもEdyではないオリジナル規格。がんばれ荒川区

たこせん

エビセンにたこ焼きが挟まっててギューっとプレスされた食べ物。荒川遊園へ向かう道を右に入ったところにあるお店で購入可能。100円。思いのほかうまくてびっくり。

町屋

405が8時の高速バスで高知に行くので町屋で都電の旅は終了。ただ、メインストリートから見える路地の入り組み方、たまらないものがあります。ここも次回ゆっくりと。

新宿思い出横丁

405のリクエスト、「下町ぶらぶら居酒屋でビール」の要望にこたえるべく最後は思い出横丁で。この時期はトビラがない店は寒い!カウンターで昨日に引き続きモツやら肉やらたべまくる。しばらくして隣に60過ぎのじーさんがやって来て焼酎一杯とモツ煮込みをあっという間に食べて出て行った。こういうお店なのかもしれない。
あまりにも寒いので近くのnewsdeliで飲みなおし。そして405は高知へ旅立っていきました。またねー。