icc/アートミーツメディア

netty2005-01-28


http://www.ntticc.or.jp/Schedule/2005/art_meets_media/index_j.html
久しぶりにiccへ。
平日だと実にゆっくり見れていいですね。最近来てなかったから休日の混み具合はよくわからないけれど。ブラスト・セオリーっていう人の"CAN YOU SEE ME NOW?"がよい。web上に街の仮想空間を作ってそこで鬼ごっこをするんだけど、逃げる側はwebの中をPCを操りながら逃げる、鬼は実際の街を走って追いかける。その追いかける位置情報がwebとリンクしていて、なんとも変な感じ。だって鬼は実際の街をハンドヘルド持ちながら見えない敵を捕まえるんですよ。2/22から27まで実際に参加もできるので是非参加してみたい。
写真はラファエル・ロサノ=ヘメルって人の "Frequency and Volume--Relational Architecture 9"
白い壁面に反対側に光源があって僕たち参加者が横切ると影ができる訳なんだけど、その影の輪郭をスキャニングしてその重心を計算して、その位置によってチューニングをあわせるかのようにいろんな周波数帯の音を出す仕掛け。管制塔の無線からテレビ、ラジオ。動きに合わせていろんな音が鳴る。
これも見えないものと見えるものを身体を使って繋ぐ、という意味で非常に似ているものなのかもしれない。あとビジュアル的にはipodのCMみたいでおもしろかった。